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「信濃でぃらんぼう音舞」普及保存会ホームページ
 

平成16年8月
「信濃でぃらんぼう音舞」普及保存会に対し、平成16年度宝くじ・コミュニティ助成金(250万円)
が、長野県市町村振興協会を通じて太鼓購入補助金として支給確定されました。

 

 

作品の生い立ち

「信濃でぃらんぼう音舞」この作品は、佐久地方に伝えられている「でぃらんぼう巨人伝説」と、古代からの稲作農事芸能でありました「田楽躍り」と、「跡部の踊念仏」の祈り、という佐久地方の古代からの心を太鼓の演奏と躍りに移し振付構成して、佐久地方の創作郷土芸能「信濃でぃらんぼう音舞」として制作されたものであります。

 
音舞とは

太鼓と篠笛の演奏に合わせて踊り手が田楽太鼓を叩きながら歩くという、太鼓演奏と踊りを組み合わせ踊り歩くというものを音舞(おんぶ)と申します。

 
 
 

 

  田楽の起源     和田資料


 弥生時代に稲作が発生し米作りの歴史が始まった。
 稲作で最も重視されたのが田植え作業であった。無事に稲の成長を願う古代人の想いが祈りになり、田楽の起源となっていった。
 社寺に残された田楽躍は60箇所が遺されている。田楽能もありましたがたえてしまったであります。
  現在、田楽躍が遺されている所
 大和の春日神社 近江の日吉神社 紀州の那智神社 岩手県平泉町平越寺 東京台東区浅草神社(びんざさら) 長野県阿南町新野雷祭 島根県隠岐島美田八幡神社 和歌山県熊野伊智神社

 平安中期以降に「栄花物語」という書物に、田楽の事が記録として残されている一番古いものである。
 田楽法師が演じた田楽躍を中心とした芸能。社寺の祭礼芸能として活躍した、田楽座が、表芸とした芸能。
 10数人が一組となり、びんざさら、腰鼓(薄型の締太鼓)、鼓などを躍芋(おどりて)みずからが奏しつつ、笛のメロデーによって軽快に動く、その動きは、二列に並び互いに向き合い、入り組んで場所を替え、輪になるなど幾何学的構成を繰り広げたところに特徴がある。

  民俗芸能
 1.実際の田植を囃す楽 2.予祝の田遊び 3.田楽躍とその付随芸能
 早乙女の苗を植えるのを腰太鼓、笛、鼓、摺ぎさら(びんざさら)で囃した。田植え歌

 

信濃でぃらんぼう音舞普及保存会
会長  和 田 孝 弌
佐久市前山20 TEL0267-62-5955

長野県高等学校文化連盟の大会報告ページにリンク

 

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